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大量のカセットテープをメモリーカード1枚に、ソニーのCDラジカセ「CFD-RS500」

» 2013年09月04日 13時48分 公開
[ITmedia]

 ソニーは9月4日、CDラジカセの新製品として、「CFD-RS500」および「CFD-S50」を発表した。いずれもオープン価格で10月5日に発売する。市場想定価格は、CFD-RS500が2万円前後、CFD-S50は7000円前後となる。

「CFD-RS500」。本体色はシルバー

 CFD-RS500は、カセットテープなどのアナログ音源をメモリーカードに録音できるCDラジカセだ。本体上面にカセットデッキとCDプレーヤー、前面中央にSD/メモリースティック対応のカードスロットを設けた。「2Gバイトのメモリーカードなら60分のカセットテープ33本を1枚にまとめられる。(再生手段が減り続ける)カセットテープから脱出してほしい」(ソニー)。

持ち運びに便利なハンドル付き(左)。付属のリモコンはシンプル(右)

 メモリーカードへの録音フォーマットはMP3で、カセットテープからの倍速ダビングにも対応する。ただし、曲間でファイル分割する機能などは持たず、長時間の録音でも1つのMP3ファイルになる。

 このほか、FM/AMチューナーからの録音や、別売のマイクを接続してカラオケを楽しむこともできる。ラジオは10番組まで予約が可能。カラオケでは、歌声を一緒にメモリーカードやカセットテープに録音できるという。

 外形寸法は、約366(幅)×146(高さ)×238(奥行き)ミリ。重量は約3キログラム。AMループアンテナとリモコンが付属する。


 一方のCFD-S50は、操作性重視のコンパクトなCDラジカセ。暗い場所でも視認性の高いバックライト付き液晶モニターや、斜めの配置で押しやすい大型ボタンを採用。マイク(別売)接続によるカラオケにも対応した。

 外形寸法は、約320(幅)×139(高さ)×219(奥行き)ミリ。重量は約2キログラム。ブラック、ホワイト、ピンクの3色をラインアップしている。

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カセットテープなどのアナログ音源をメモリーカードに録音。「聴く」「録(と)る」「楽しむ」が便利なメモリーカード対応CDラジカセ


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