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フォステクス、真空管搭載のポータブルヘッドフォンアンプ「HP-V1」「HP-P1」の相棒にも

» 2014年01月20日 20時18分 公開
[ITmedia]

 フォステクスは1月20日、真空管を搭載したポータブルヘッドフォンアンプ「HP-V1」を発表した。2月上旬に税抜き5万2000円で発売する。

ポータブルヘッドフォンアンプ「HP-V1」

 増幅部前段に真空管「6N16B-Q」を使用し、後段をOPAMPで構成したヘッドフォンアンプ。DACなどは搭載せず、入力も3.5ミリステレオミニだけのシンプルな構成ながら、同社がスピーカーのネットワーク開発で培った技術から生まれたオリジナル大型フィルムコンデンサーと電解コンデンサーを採用。「より豊かな質感を実現した」(同社)という、機能性より“音”を重視したモデルになっている。

真空管「6N16B-Q」とオリジナルパーツで音を磨いたという

 Hi/Loのゲイン切替により、幅広いヘッドフォンをサポート。最大出力は32オーム負荷時で200ミリワット。内蔵のリチウムイオンバッテリーで約10時間の連続動作が可能だ。またACアダプターも付属する。

入力は3.5ミリステレオミニ。iPodデジタル入力が可能な「HP-P1」をDACとして組み合わせ、3段構成にしたところ(右)

 ボディーは軽量かつ堅牢なアルミ製で、同社製「HP-P1」をDACとして組み合わせる場合でもフィットするデザインだという。本体サイズは、88(幅)×33(高さ)×139(奥行き)ミリ。重量は約390グラム。ACアダプターのほか、HiFC製のステレオミニケーブル1本が付属する。

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