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オヤイデ、ハイレゾ対応のポータブルプレイヤー「FiiO X5」を発売DSDも

» 2014年04月30日 17時37分 公開
[ITmedia]

 オヤイデ電気(小柳出電気商会)は4月30日、最大192kHz/24bitのハイレゾ音源再生に対応したポータブルプレーヤー「FiiO X5」を発表した。5月10日にオープンプライスで発売する。実売価格は4万9800円(税別)になる見込みだ。

「FiiO X5」(写真=左)、「FiiO X5」はMicroSDカードスロットを2基装備、日本オリジナル仕様として「サンフラワー」をモチーフしたホイールを採用する。(写真=右)

 2013年に発売した「FiiO X3」の進化版。デザインは刷新しており、視認性の高いIPS液晶パネルや中央のラウンドボタンを採用した。外装はブラックアルマイト仕上げだ。

 バーブラウン(TI)製のDACチップ「PCM1792」を搭載。APE、FLAC、ALAC、WAV、WMAという5つのファイルフォーマットで192kHz/24bitまで再生できるほか、今後ファームウェアのアップデート(時期未定)により、2.8MHzのDSD(DSIFまたはDSFファイル)再生にも対応する。またiTunes Storeで購入したAAC、MP3なども再生可能だ。またヘッドフォン出力のほかに同軸デジタル音声出力とステレオミニのアナログ出力を装備している。

 メモリーは内蔵せず、microSDカード(SDHC/SDXC)対応のデュアルカードスロット搭載。別売ながら最大256Gバイト(128Gバイト×2枚)のストレージを利用できる。さらに、将来のファームウェアのアップデート(時期未定)によって、USB OTG(On The Go)に対応予定。SSDやコンパクトフラッシュなどの接続も可能になるという。

 内蔵バッテリーは、3700mAhのリチウムイオンバッテリーで、連続約10時間の再生が可能だ。充電時間は、PCのUSBポート経由で約8時間、ACアダプター経由では約4時間。

 本体サイズは67.6(幅)×114(高さ)×15.6(厚さ)ミリ。重量は195グラム。充電用USBケーブル、SPDIF変換用ケーブル(3.5ミリモノラルーRCAメス)、プロテクトフィルム2枚、シリコンケース、リセットボタン用ピン、USBカードリーダー、OTGケーブル、ユーザーマニュアルが付属する。

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