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3万円のハイレゾ音源対応ポータブルプレーヤー「FiiO X3」登場

» 2013年09月06日 19時11分 公開
[ITmedia]
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 オヤイデ電気(小柳出電気商会)は9月6日、最大192kHz/24bitのハイレゾ音源再生に対応したポータブルプレーヤー「FiiO X3」を発表した。9月20日にオープンプライスで発売する。実売価格は3万1500円になる見込みだ。

「FiiO X3」

 WOLFSONのDAC「WM8740」を搭載したポータブルプレーヤー。APE、FLAC、ALAC、WAV、WMAという5つのファイルフォーマットで192kHz/24bitまで再生できる。またiTunes Storeで購入したAAC、MP3などにも対応。ギャップレス再生やデフォルト音量設定機能、イコライザー機能なども用意している。

 内蔵の8Gバイトメモリのほかにmicro SDカードスロットを装備。64Gバイトまでのメモリーカードをストレージとして追加できる。

 内蔵バッテリーは、3000mAhのリチウムイオンバッテリーで、連続約10時間の再生が可能だ。充電時間はPCのUSB経由で約8時間、ACアダプター経由では約4時間。また10分から120分まで10分刻みで設定できる「スリープタイマー」、常時オンから60秒まで10秒刻みのバックライト点灯時間設定、最後の操作から設定した時間が過ぎると自動的にシステムを終了する「自動シャットダウン」などの節電機能も備えた。

WOLFSONの「WM8740」とアンプICに採用された「AD8397」(左)。同軸デジタル出力とステレオミニのアナログ出力を装備(右)

 アンプICには、低ひずみと高出力電流、広いダイナミックレンジが特長という「AD8397」を採用。イヤフォン/ヘッドフォンの対応インピーダンスは16〜300オームで、ゲイン切替機能も搭載。ヘッドフォン出力のほかに同軸デジタル出力とステレオミニのアナログ出力を装備している。

 本体サイズは55(幅)×109(高さ)×16(厚さ)ミリ。重量は122グラム。充電用USBケーブル、デジタル接続用アダプター、シリコンケース、保護フィルムなどが付属する。

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