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パナソニック、DTS Headphone:X対応ヘッドフォン3シリーズ9機種を発表――「RP-HX750」「RP-HX550」「HX350」最大11.1chのサラウンド

» 2014年05月21日 16時23分 公開
[フォレスト・ヒーロー,ITmedia]

 パナソニックは5月21日、最大11.1chのバーチャル・サラウンドをヘッドフォンで実現できる「DTS Headphone:X」対応のアラウンドイヤータイプの密閉型ヘッドフォン3シリーズ「RP-HX750」「RP-HX550」「RP-HX350」計9機種を発表し、6月13日に発売する。価格はオープンで実売予想価格は、RP-HX750が1万円前後、RP-HX550が6000円前後、HX350は3000円前後の見込みだ。(いずれも税別)

「RP-HX750」-S(シルバー)(写真左上)、「RP-HX550」-W(ホワイト)/-K(ブラック)/-N(ゴールド)(写真右上)、「RP-HX350」-A(ブルー)/-K(ブラック)/-W(ホワイト)/-R(レッド)/-V(パープル(写真下段)

「DTS Headphone:X」イメージ図

 RP-HX750は、高磁力マグネットを使用した50ミリドライバーユニットを採用し、ハウジング内の空間をビートの効いた強力な重低音で満たすという。また制振スタビライザーを搭載し、不要な振動を抑えることをうたう。色はシルバーのみとなる。RP-HX550は40ミリのドライバーユニットを採用し、3色(ホワイト、ゴールド、ブラック)、RP-HX350は36ミリのドライバーユニットで5色(ブルー、ブラック、ホワイト、レッド、パープル)のバリエーション。

 3シリーズとも、平たく折りたためて持ち運びやすい スイーベル折りたたみ機構し、幅広ヘッドバンドとソフトヘッドパッドとともに、耳の形状に合わせたイヤーパッドを採用。音漏れや圧迫感を軽減したという。

 インピーダンスはいずれも32オーム。音圧感度はRP-HX750が100dB、RP-HX550は96dB、RP-HX350は107dB。最大入力はいずれも1000mWで、再生周波数帯域はRP-HX750が7〜2万7000Hz、RP-HX550は8〜2万6000Hz、RP-HX350は9〜2万5000Hzとなっている。コード長はいずれも約1.2メートルで、24K金メッキの3.5ミリステレオミニL型端子を持つ。重量はコードを含めそれぞれ、RP-HX750が約304グラム、RP-HX550は約260グラム、RP-HX350は約195グラム。

スペック

型番 RP-HX750 RP-HX550 RP-HX350
型式 密閉型ダイナミックステレオヘッドフォン
ドライバーユニット 50ミリ 40ミリ 36ミリ
インピーダンス 32オーム
音圧感度 100dB/mW 96dB/mW 107dB/mW
最大入力 1000mW
再生周波数帯域 7〜2万7000Hz 8〜2万6000Hz 9〜2万5000Hz
コード長 1.2メートル
重量 約304グラム(コード含む)/約287グラム(コード除く) 約260グラム(コード含む)/約240グラム(コード除く) 約195グラム(コード含む)/約171グラム(コード除く)

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