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早めのクリスマス商戦と人気キャラにより、玩具売上が増加「妖怪ウォッチ」「アナ雪」がけん引

» 2015年01月09日 13時38分 公開
[渡辺まりか,ITmedia]

 ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパンは1月9日、全国の家電量販店、GMS(総合スーパー)における2014年の玩具販売動向を発表した。

 それによると、近年に比べて早めに始まったクリスマス商戦と、秋ごろまで品薄だった人気商品のため、例年より早い時期に販売の増加が見られた。また、2014年のクリスマス直前の時期が飛び石連休だったこともあり、例年でもクリスマス商戦のピークとなる12月23日には特に販売が集中した。

 年間全体で見ると、「妖怪ウォッチ」が大ヒットしたため男児向け玩具が23%増、ぬいぐるみでは「妖怪ウォッチ」「アナと雪の女王」が売上をけん引し、前年に比べ13%増加した。

 また、基礎玩具についても消費税増税前の駆け込み需要による増加とその反動による減少が見られたが、ブロックなどが好調だったため、前年比5%増加。女児玩具やゲームなど不振も見られたが、全体としては前年に比べ7%の増加で着地した。

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