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シンガポールの新生イヤフォンブランド「DITA」、アユートが取扱開始――4極2.5ミリのバランス接続仕様もポタフェス in 札幌でお披露目!

» 2015年05月08日 19時01分 公開
[ITmedia]

 アユートは5月8日、シンガポールに本拠を置くイヤフォンブランド「DITA」(ディータ)の取扱を開始すると発表した。DITAは音質とデザインの両面に注力しているブランド。自社で設けた高い基準を満たすため、ほとんどのパーツを独自開発しているという。

 日本初上陸のラインアップは、カナル型イヤフォン3機種。スタンダードモデルの「Answer」(アンサー)、Answerをベースにブラッシュアップした「Answer Truth」(アンサー・トゥルース)、さらにバランス接続に対応した「Answer Truth Balanced」を用意した。発売日は未定で、後日改めて発表する予定となっている。なお、5月10日(日)に札幌コンベンションセンターで開催される「ポタフェス 2015Limited in 札幌」で展示する予定だ。

「Answer」(アンサー)。カラーはスモーキープラチナ

 「Answer」(アンサー)は、切削加工によるアルミハウジングを採用した密閉型イヤフォン。10ミリ径のダイナミック型ドライバーを搭載し、再生周波数特性は18〜2万5000Hz。また「The Fatケーブル」とよぶ独自開発のケーブルとプラグを採用している。プラグは非磁性のため渦電流が生じないカーボンファイバーをプラグホールド部に使用している。インピーダンスは16オーム、感度は102dB。イヤーチップはS/M/Lの3サイズで、ほかにダブルフランジチップ、標準プラグ変換アダプター、航空機用アダプター、レザー製キャリングケースなどが付属する。価格はオープンプライスで、直販価格は7万2800円(税込)。

「Answer Truth」(アンサー・トゥルース)。カラーはサテンブラックとマットゴールド

 「Answer Truth」(アンサー・トゥルース)は、AnswerにVan den Hulと共同開発したケーブルを組み合わせたモデルだ。このため再生周波数特性などのスペックはAnswerと変わらないが、「圧倒的に純度の高いHi-Fiサウンドを実現する」(アユート)という。カラーはサテンブラックとマットゴールドの2色。直販価格は9万9800円。

「Answer Truth Balanced」(アンサー・トゥルース・バランス)。カラーはサテンブラックとマットゴールド

 そして「Answer Truth Balanced」は、Answer Truthのプラグを2.5ミリ/4極のバランス接続仕様としたモデル。同じくアユートが取り扱うAstell & kern「AK240」「AK120 II」「AK100 II」のバランス出力に対応する。なお、2.5ミリから3.5ミリへの変換プラグも付属しているため、一般的なプレイヤーとも接続できる(アンバランス)。カラーはサテンブラックとマットゴールドの2色だ。直販価格は14万9800円。

「Answer Truth Balanced」のプラグ部分

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