カナルワークスは6月19日、ダンスミュージックやヒップホップのリスニングに適した重低音再生モデル「CW-L33BB」を発表した。耳型を採取して作るカスタムイヤフォン。7月4日にオープンプライスで発売する。同社直販サイトでの販売価格は11万円(税別、耳型採取費別)。
低音用に2基、中音用に2基、高音用に1基のバランスド・アーマチュア型ドライバーを搭載した3Wayモデル。とくに低音用には新規開発で複数の音響管とチャンバーによる高次音響フィルターを搭載したものだ。「ボーカル域への音のかぶりを最小限に抑え、キレのある重低音を得ることに成功した」(同社)。
また中高域のクロスオーバーネットワーク回路にはオーディオ用のフィルムコンデンサーを使用。一般的な電解コンデンサーやセラミックコンデンサーは排除したことで、ひずみ感の少ないクリアな音が楽しめるという。
インピーダンスは18オーム、感度は123dB。付属品は、ハードケース、ソフトケース、ワックスクリーニングツール、クリーニングクロス。なお、「CW-L33BB」の発売により、これまでクラブミュージックなどのリスニング用としていた「CW-L31」が販売終了となる。
このほか、カナルワークスでは同社製カスタムIEMのシェルに新色を追加することも明らかにしている。新しいカラバリは、人気のクリアに近い4色。色名は「ガラス」「アクアマリン」「サクラ」「ハニー」となっている。
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