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超アナログですが――センチュリーから「地震火災の見張り番@home」登場

» 2015年08月27日 19時09分 公開
[ITmedia]

 センチュリーは8月27日、大規模地震の際に電気火災を予防する感震ブレーカーと地震の揺れを感知して自動点灯する感震ライトをセットにした防災パック「地震火災の見張り番@home」を発表した。同日より直販サイト「センチュリーダイレクト」などで販売している。価格は2916円(税込)。

「地震火災の見張り番@home」

 感震ブレーカーは、家庭のブレーカーに取り付けて使用する通電遮断器具だ。ブレーカーのスイッチにアタッチメントを取付け、重り玉と台座をブレーカー本体にセットしておくと、震度5強相当の揺れで重り玉が落下。その荷重でブレーカーを落とす設計になっている。設置工事や電源は不要だ。

重り玉と台座をブレーカー本体にセットしておくと、震度5強相当の揺れで重り玉が落下。その荷重でブレーカーを落とす

 一方の感震ライトは、震度3相当の地震の揺れを感知して自動点灯するLEDライト。振動感知によりLEDが点灯して約5分以内に次の振動を感知しなければ自動で消灯する仕組み。電源は乾電池で、ほかに壁に設置できるホルダーと両面テープ、取付ビスが付属する。

感震ライト。明るさは2段階で調節できる

 同社では「感震ブレーカーと感震ライトをセットにしたことで、夜間の大規模地震で通電が遮断された場合でも照明を確保できます。感震ブレーカーは超アナログですが、大規模地震に有効なセットにしました」と話している。

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