ソニーは、「IFA 2015」で新型ウォークマン「NW-ZX100HN」「NW-A25HN」をはじめ、ヘッドフォンの新シリーズ「h.ear」(ヒア)などハイレゾ対応機器を一挙に展示した。
「NW-ZX100HN」は、現行の「NW-ZX2」と同じデザインテイストながら、ひとまわり小さくしたような外観。サイズとしてはむしろ「NW-ZX1」に近い。操作ボタンはシンプル化され、側面にはmicroSDカードスロットも装備。さらにコンパクト化しながらハイレゾ音源再生時で約45時間の連続駆動が可能になっているという。
ハイレゾ対応デジタルアンプの「S-Master HX」を始め、「DSEE HX」などソニーの独自技術を搭載。もちろんBluetooth接続時に広帯域伝送を可能にするコーデックのLDACもサポート。OSはAndroidではなく、現行Aシリーズと同じ独自ユーザーインタフェースになっている点も特徴だ。さらに同梱(どうこん)のノイズキャンセリングイヤフォンと組み合わせると、ハイレゾ音源再生時でも同機能が利用できるという。
もう1つのウォークマンは、Aシリーズの新モデル「NW-A25HN」。外観デザインは従来機とほとんど変わらないが、こちらもハイレゾ対応のノイズキャンセリングイヤフォンを同梱(どうこん)する。
その「NW-A25HN」とカラーを合わせてファッショナブルな利用シーンを提案しているのが、新しいハイレゾ対応ヘッドフォン/イヤフォンのシリーズ「h.ear」だ。オーバーヘッド型の「h.ear on」とカナル型イヤフォンの「h.ear in」、さらにデジタルノイズキャンセリング対応のカナル型「h.ear in NC」があり、いずれも滑らかなフォルムとシンプルな外観、そしてケーブルやイヤーチップまで同一色でまとめたデザインが特徴になっている。「日常のコーディネートと一緒に、上質な音楽をスタイリッシュに楽しめる」(同社)。
このほか、デスク上や限られたスペースなどで、臨場感ある本格的な音をスピーカーやヘッドホンで楽しめるコンパクトオーディオシステム「CAS-1」や、車載用プレーヤー「RSX-GS9」なども展示している。
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