ヤマハは9月29日、スピーカーシステム2機種を11月下旬に発売すると発表した。価格はブックシェルフスピーカー「NS-B330」がペアで4万3000円、トールボーイスピーカー「NS-F330」が1本3万5000円(どちらも税別)。本体カラーはいずれも、ウォルナットとブラックの2種類。
2機種共通の特徴として、ハイレゾ再生に対応する新開発スピーカーユニット、指向性を最適化するガイドホーン、Wバッフル構造&タンブルフォームデザインの高剛性・低共振エンクロージャーの採用が挙げられる。具体的には、3センチアルミドーム「ブラックアノダイズド・アルミツイーター」、13センチ径「PMDコーンウーファー」が2機種の共通部材。同社によると、ツイーターは「ハイレゾ再生に必要な4万5000Hz(-10デシベル)までの再生周波数帯域を確保しながら十分な強度も保ち、リアルで厚みのある高音再生を実現する」という。一方のウーファーはNS-B330が1基、NS-F330では2基備え「ローエンドまでしっかり伸びた、よりリアルで量感豊かな低音を再現する」という。
その他、ツィーターの指向特性を水平135度/垂直120度に規制し、直接音と間接音との比率をコントロールするウェーブガイドホーンを採用。高音域の壁面反射に起因する悪影響を軽減した。「音像定位や周波数特性の乱れを防ぐとともに、ツィーターの低域側特性を改善してウーファーとの音のつながりもスムースに整え、リアルで歯切れの良い中高音を実現する」という。
型番 | NS-B330 |
---|---|
概要 | ブックシェルフスピーカー |
再生周波数 | 55〜4万5000Hz |
許容入力 | 40ワット |
最大入力 | 120ワット |
出力音圧 | 87デシベル |
インピーダンス | 6オーム |
サイズ | 183(幅)×267(奥行き)×320(高さ)ミリ |
重量 | 6.1キログラム |
価格 | 4万3000円(ペア、税別) |
型番 | NS-F330 |
---|---|
概要 | トールボーイスピーカー |
再生周波数 | 40〜4万5000Hz |
許容入力 | 50ワット |
最大入力 | 200ワット |
出力音圧 | 89デシベル |
インピーダンス | 6オーム |
サイズ | 202(幅)×299(奥行き)×950(高さ)ミリ |
重量 | 18.2キログラム |
価格 | 3万5000円(1本、税別) |
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