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バランス出力にデュアルクロック、コウォンからハイレゾ対応プレーヤー「PLENUE S」が登場――価格は23万8000円

» 2016年02月26日 15時52分 公開
[ITmedia]
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 シーエスCOWON販売(コウォンジャパンから社名変更)は2月26日、ポータブルオーディオプレーヤー「PLENUE」(プレニュー)シリーズの最上位モデル「PLENUE S」(型番:PS-128G-SL)を正式に発表した。昨年末の「第7回ポタフェス」に参考展示され、注目を集めたハイレゾ対応プレーヤーだ。3月11日に発売予定で、価格は23万8000円(税込)となった。

メタルユニボディーを採用した「PLENUE S」。ボディーカラーはチタンシルバーのみ

 BurrBrown(TI)のDACチップ「PCM1792A」を搭載し、192kHz/24bitまでのリニアPCMおよびDSD 256(11.2MHz)のネイティブ再生が可能。44.1k/48kHzのデュアルクロックを搭載しているほか、ヘッドフォンのバランス出力(3.5mm 4極)もサポートする。なお、オプションとしてバランス出力の変換ケーブル(2.5mm 4極ー3.5mm 4極)を提供する予定だという。

ヘッドフォンのバランス出力は3.5mm 4極ジャック。オプションとして2.5mm 4極への変換ケーブルを用意する

 プラットフォームは組み込みLinuxで、デュアルコアCPU(Cortex A9)で動作。タッチパネル式の3.7インチ有機ELディスプレイでファイル検索やイコライザー操作が可能だ。一方、再生機能についてはハードウェアボタンを用意してダイレクトに操作することができる。内蔵メモリは128Gバイトで、外部ストレージとしてmicro SD/SDXCスロットを装備。内蔵のリチウムポリマー充電池(4400mAh)で約8時間(96kHz/24bit FLAC再生時)の連続再生が可能だ。

 本体サイズは64.5(幅)×118.9(高さ)×17.8(奥行き)mm。重量は204g。レザーケースとMicro USBケーブルが付属する。

 また同社では、プレーヤーの機能拡張が可能な専用クレードルをオプションとして提供する計画。PLENUE S本体の下部にあるソケットを介してXLRバランス出力に対応する予定だ。

クレードルは近未来的なデザインにアナログメーターを組み合わせた

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