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「何で私のツイートがバズってるの?」 その裏側を図解してみたやっぱりアイツが最強(1/4 ページ)

» 2016年05月21日 06時00分 公開
[ちぷたそITmedia]

 Twitterで、自分や身の回りの人のつぶやきが予想以上に拡散されて驚いた(バズッた)、という経験はないでしょうか。

 「バズる」とは、特定の単語や物事がブログやSNS上で、爆発的に多くの人に取り上げられたり、話題にされたりする状態を意味する言葉です。バズの語源は「口コミ」という意味のマーケティング用語の「Buzz」を動詞化したものといわれています。

 フォロワーが多ければ多いほど、投稿が多くの人の目に触れやすくなるため、そうしたフォロワーが多い人の投稿がバズることは別に不思議なことではありません。

 そして、アカウントに鍵をかけていない限り(アカウントに鍵をかけると、基本的にフォロワー以外は閲覧できない)、フォロワーの数に関係なく誰でもバズる可能性を秘めていることを私たちは意識しておかなければなりません。

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連載:勝手に図解!オタクの世界

ネットの話題からディープなオタクネタまで、なんかよく分からないけどみんなが気になっている(であろう)現象を、「ねとらぼ」でも活動している好奇心ダダ漏れサブカルライターちぷたそ(@chip_potekko)がゆるっと図解していきます。なお、異論は大いに認めます。


 というわけで今回は、女オタクでありネットオタクでもある筆者が、フォロワーがそこまで多くない状態(200以下ぐらい)でもバズってしまう仕組みについて解説します。

 今回は趣向を変えてパワポで図解します。

バズる仕組み 図解といえばパワポです

Twitterはダダ漏れするSNS

 そもそも、Twitterは他のSNSとどういう違いがあるのでしょうか。Twitterの特徴は、1回の投稿が140文字までと短めなことです。

 感覚的につぶやくことができるTwitter上には日々、新商品や面白そうなイベントの情報、メシテロと呼ばれるおいしそうなご飯の写真、アイドルの自撮り写真から、「ねむい」「帰りたい」といった感情的な言葉まで、いろんな情報が投稿されます。

 Twitterとは、「他人の頭の中をのぞくことができるようなメディア」だといえるのではないでしょうか。そして、そんなTwitter上のバズは秒単位で起こっています。

Twitterは「自分のお店」

 Twitterとは、鍵付き(非公開モード)でない限り、どのアカウントも文なり絵なり、「自分のコンテンツである投稿(商品)を取りそろえたお店」だといえます。それも、「車通りの多い道路に面したお店」なのです。

Twitterはお店 「Twitterアカウントは自前の商店」説

 「ここにお店があるのは分かるけど、車を降りてまで行くほどではないかな。営業してるかもよく分からないし……」という感じ。入りやすい雰囲気のお店(フォローしやすい)だったり、商品やお店の人が魅力的だったりすると、お店のお客さんであるフォロワーは増えていきます。

 そして、開店している以上、他のお客さんが訪問してくる可能性は人気店だけでなくどのアカウントにもあるのです。

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