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インテリアにマッチするロースタイル、Bluetoothスピーカーも内蔵したマッサージチェアが登場

» 2016年12月13日 16時11分 公開
[ITmedia]

 フジ医療器は12月13日、Bluetooth対応の2.1chスピーカーを内蔵し、音楽を聴きながらリラックスできるマッサージチェア「AS-LS1」を発表した。価格はオープンプライス。既に販売を開始しており、店頭では11万円を切るレベルになっているようだ。

フジ医療器の「AS-LS1」

 座面や背もたれが低い“ロースタイル”のマッサージチェア。リクライニング機構や脚部のマッサージ機能のない、比較的シンプルな作りだが、背が低いため部屋の中で圧迫感を感じにくいのがメリット。また、インテリアに合わせやすいように「ベージュ×ブラウン」や黒一色の「ブラック」を含む5つのカラーバリエーションを用意した「テレビボード、リビングテーブルなどの背丈が低いインテリアにもマッチする」(同社)という。なお、「ベージュ×ベージュ」「ベージュ×ピンク」「ベージュ×バイオレット」の3色は受注生産による限定色となっている。

 本体には、座ったり立ったりしやすいように座面は左右に45度転回する機構を設けた。また収納式のフットレストも付いており、マッサージの際に使うと体の重心が低くなって体感が強くなるという。そのマッサージを行うのは「首肩もみメカ」と「背腰ローリングメカ」の2つ。首肩もみメカは、2つのもみ玉で首から肩を集中的にもみほぐす。もみ上げ(正転)ともみ下げ(反転)を選択可能で、もみ玉の位置は上下に調節できる。また背腰ローリングメカは、4つの回転式もみ玉が上下しながら背中から腰までの広い範囲をマッサージ。マッサージ範囲は全体、上部、下部の3つから選択できる。

「首肩もみメカ」(左)と「背腰ローリングメカ」(右)

 このほか、骨盤周りを包み込むように圧迫するエアーバックも搭載。腰横・もも横の体のラインに沿ってL型に配置されており、尻、もも裏に配置した座面エアーバッグとの組み合わせで骨盤周りを立体的にマッサージできるという。

ワイヤレスで音楽再生。チェア本体で音量、低域の音量(BASS)調節などが可能

 2.1chスピーカーは、両側面と背面に搭載している。Bluetoothはver.2.1準拠で、A2DP接続時のコーデックはSBCのみ。スマートフォンやタブレット、PCと組み合わせて音楽をワイヤレスで再可能だ。また著作権保護技術のSCMS-Tにも対応しているため、ワンセグ放送の音声なども再生することができる。またアナログの外部入力端子も備えているため、幅広い機器との接続に対応する。

 本体サイズは、フットレスト収納時で約650(幅)×1030(奥行き)×920(高さ)mm。重量は約35kg。同社では、「2015年からコンパクトなシートマッサージャーが急成長しており、マッサージ器全体の市場拡大につながっている。そこで、新しいライフスタイルの形を提案するロースタイルマッサージチェアを開発した」としている。

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