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4Kチャンネルも2番組同時録画! スカパーJSATが新しい4Kチューナーの提供を開始

» 2017年06月22日 19時11分 公開
[ITmedia]

 スカパーJSATは6月22日、スカパー!プレミアムサービスで展開している4K専門チャンネルに対応した新チューナー「TZ-WR4KP」を発表した。7月20日から販売およびレンタルの申込受付を開始する。販売は2万9800円(税、送料込)。レンタルは月額972円(税込)となる。

「TZ-WR4KP」。製造はパナソニック

 スカパー!プレミアムサービス対応の4Kチューナーとしては初のダブルチューナー搭載機。「スカパー!4K総合」「スカパー!4K映画」「スカパー!4K体験」といった4K専門チャンネルはもちろん、デジタルラジオを含むスカパー!プレミアムサービスの全チャンネルを視聴できるほか、USB外付けHDD(別売)を接続すれば4K専門チャンネルを含め2番組の同時録画が可能だ(4K PPVは録画できない)。

 USBハブを使用すると同時に4台までのHDDを接続可能(登録台数は最大8台)。録画に失敗しても見つかるまで探し続ける「追跡予約」機能も備えた。外付けHDDの推奨モデルに関しては発売時に同社サイトに情報が掲載される予定だ。このほか、「スカパー!プレミアムサービスLink」(録画)対応機器を組み合わせてネットワーク経由の録画も可能だが、この場合は4K番組は録画できない

 また、2017年冬をめどにソフトウェアアップデートを実施し、外出先からスマートフォンやタブレット端末を使ってスカパー!の番組を楽しめるリモート視聴などの機能を追加する予定。さらに2018年夏にはスマートフォンなどに番組を持ち出す「とるダビ」も可能にする計画だ。ただし、リモート視聴、とるダビともに4K番組は対象外となる。このほか、4Kチャンネルを含む好きなチャンネルを指定して全番組を録画し続ける「チャンネル録画」機能、USB外付けHDDに録画した番組のネットワークダビング、「4K HDR 自動切替機能」といった機能も順次追加される予定になっている。

背面端子

 本体サイズは297(幅)×210(奥行き)×45(高さ)mm。重量は約1.4kg。

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