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「iOS 8」で何が変わる?――新機能をざっくりチェック:アップデート前におさらい(2/2 ページ)
日本では9月18日深夜に配信されることが予想される「iOS 8」。あらためて、iOS 8の新機能や進化したポイントをおさらいしておこう。
Handoff:MacやiPadとの連携を強化
- OS X Yosemiteを搭載したMacとの連携機能が強化され、「Handoff」機能が使えるようになる。Safari、Pages、Numbers、Keynote、マップ、メッセージ、リマインダー、カレンダー、連絡先などで表示内容や作業を共有できる。例えば、iPhoneで書きかけのメールの続きをMacで書く、iPadのSafariでアクセスしたページがiPhoneに表示する、といったことが可能になる。
- iPhoneに着信があると、同じWi-Fiネットワークに接続している(iOS 8搭載の)iPadやMacでも電話に出られるようになる。
- iPadやMacからもSMSやMMSを送受信できるようになる(10月に提供予定)。
- 新機能の「Instant Hotspot」に対応し、iPhoneでテザリング開始の設定をすることなく、MacやiPadのWi-FiメニューからiPhoneに接続できるようになる。
Spotlight:検索できる内容が拡張
- 入力した単語に関連するWikipediaの要約記事が検索画面に表示される。
- ニュース、iTunes Store、App Store、iBooks Store、おすすめのWebサイト、Safariと連携してWebサイトの表示も可能に。
アップデートをする前に……
- アップデートに失敗して端末内のデータが失われてしまう可能性はゼロではないので、事前にiTunesやiCloudなどでバックアップを取っておこう。
- 現在使っているアプリがiOS 8用に最適化されておらず、動作が不安定になる恐れもある。様子を見てからアップデートをするのも一考の価値がある。
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