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YouTubeとmixiの1年――今年最も読まれた記事は

» 2006年12月27日 14時12分 公開
[ITmedia]

 2006年はYouTubeとmixiの年だった――ITmedia Newsの年間アクセス上位記事は、そんな印象を裏付ける結果だった。

 今年最も読まれたのは、「極楽とんぼ」の山本圭一さんの不祥事に関する動画がYouTubeで注目を集めているという記事。その続報もアクセスを集めた。YouTubeと著作権をめぐる問題も議論が続いている

 mixiは、運営元のミクシィが上場というイベントもあって脚光を浴びた一方、mixi上の人間関係に疲れてしまう「mixi疲れ」などネガティブな側面も注目され、2004年に掲載した「mixi依存症」の記事が今年に入ってよく読まれるという結果にもつながった。ちなみにこの記事に登場したユーザーは、今は依存症を脱却し、ミクシィ社員として活躍している。

 米TIME誌の「Person of the Year」は「あなた」に決まったが、無名の個人の力をネットが拡張する、という動きが今年も顕著だった。個人制作のFlashアニメがネットで人気を博してテレビ放映されたという記事や、ネットで物々交換を呼びかけ、ペーパークリップを家に変えた男性の記事などがよく読まれている。Web2.0関連でも、個人が集まってコンテンツを作る「CGM」(Consumer Generated Media)で成り立つWikipediaなどが注目を浴びた。

 ベスト40の記事は以下の通り。

 

テーマ 記事名
YouTube 総合1位 YouTubeでは120万ヒット 極楽とんぼ問題にネット騒然
- 異例の人気 動画共有「YouTube」の正体
- YouTubeに謎のメンテナンス?画面
- 「スプー」削除の舞台裏 「YouTube」にテレビ局苦慮
- 「極楽とんぼ」加藤さんの謝罪動画、YouTubeから削除
- 「YouTube人気動画リンク集」は合法か
mixi 「mixi疲れ」を心理学から考える
- 「ようつべ」「mixi疲れ」も はてなキーワード、今年も「現代用語」に
- 「mixiの裏技」でパニック バグ悪用でデマ出回る
- mixiでまたチェーン日記 善意が混乱招く
- mixiに「使用上の注意」
- 「mixi依存症なんです」――ソーシャルネットで人生が変わった26歳女性
- 流行語大賞は「イナバウアー」「品格」 「ミクシィ」もトップ10に
個人とネット ひきこもりからIT社長に “paperboy”の軌跡
- 個人製作Flashがテレビアニメに 「古墳GALのコフィー」
- ネットの力で「わらしべ長者」になった男
- ブログが就職の「落とし穴」? ググられる学生たち
Web2.0 「のまネコ」「やわらか戦車」に見るCGMビジネスのリスクとチャンス
- 楽天証券、Wikipediaからの情報削除で謝罪
- Web of the Year大賞は「ウィキペディア」 2chは部門トップ陥落
- ひろゆき氏「Web2.0はカネにならない」 モバゲー&GREE「携帯はこれから」
ライブドア問題 ライブドアに強制捜査との報道、ライブドアは「捜査が入った事実はない」
- 六本木ヒルズ騒然 ライブドア家宅捜索で
Windows Vista 開発中の「Windows Vista」日本語版公開
- キング・クリムゾン風?――Vistaの起動音が初公開
Google Earth 「Google Earth」で地球を僕の手の上に
- 新Google Earthで3D日本の空を飛べ
Wiiリモコン問題 Wiiリモコンのストラップ、無償交換 「切れる」と報告受け
- Wiiリモコンのストラップ問題、米国で集団訴訟に発展か
新しいPC ソニー、16Gバイトフラッシュ搭載超小型PCを6月発表
- これがOrigami? Intel、「Ultra Mobile PC」を発表
その他 iPod対抗「Zune」の詳細が明らかに――Microsoft、スペックを公開
- 安易なパスワードのトップ10発表
- 「男おやつ」が常識に
- アレの半分は何でできてる?――「成分解析」が人気
- 交通事故を起こす意外な要因は……
- フジテレビの会社概要がAA化 「時代に合ったデザイン」に
- 新東京タワーのデザイン決定
- 高さ1.5メートルの「ガンダム」キット、35万円
- 大人の超合金「ゴールドライタン」

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