米Microsoftは2月12日(日本時間13日)、12件の月例セキュリティ更新プログラムを公開する。内訳は、最大深刻度「緊急」レベルが7件、「重要」が5件。6日の事前通知で明らかにした。
緊急レベルの更新プログラム7件は、Windows、Visual Basic、VBScript、JScript、Internet Explorer(IE)、Officeの脆弱性に対処する。このうちIEの脆弱性は、Vista/IE7も含め、Microsoftがサポートしている全バージョンのWindowsとIEが影響を受ける。いずれも悪用されるとリモートでコードを実行される可能性がある。
重要レベルの5件は、Windows、Active Directory、ADAM、IIS、Office、Works、Works Suiteが対象。脆弱性を悪用されるとサービス妨害(DoS)、権限昇格、リモートからのコード実行の危険がある。
また、IE7日本語版への自動アップグレードも13日から開始する。自動更新機能を有効にすると、デスクトップ上にIE7への更新通知が表示される。
企業向けにはWindows Server Update Services(WSUS)で同日からIE7の配布を開始。WSUSで更新の自動承認を設定していると、IE7が自動的にインストールされる。
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