NHKは、7680×4320ピクセルの「スーパーハイビジョン」専用カメラ向けに、視野角100度の超広角ワイドレンズと10倍ズームレンズを、レンズメーカーと共同で開発したと発表した。
スーパーハイビジョン用レンズは、縦幅1ミリの間に白黒の線が最低240組認識できる解像度が必要。最新の光学材料を使い、独自の光学配置を採用することで、この条件をクリアした
ワイドレンズはフジノンと共同開発で、画面のすみずみまで歪みを抑えたとしている。焦点距離は6.8ミリ、F値(開放絞り値)は2.1。
ズームレンズはキヤノンと共同開発し、高倍率でも十分な解像度を保てるという。焦点距離は18〜180ミリ、視野角は5.1〜48.3度、F値は2.2。
それぞれ、レンズを電動で動かすためのユニットも開発。従来のハイビジョンカメラと同等の操作性を実現し、小型・省電力化したとしている。
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