ニュース
» 2009年05月18日 08時53分 UPDATE

Googleを超えるか? 新検索エンジン「Wolfram|Alpha」公開

専門家が「Googleよりもずっとスマート」と評価したWolfram|Alphaが始動した。Googleなどの検索エンジンとは違って、データベースから答えを探すのではなく回答を計算して表示する。

[ITmedia]

 Googleキラーと期待される検索エンジン「Wolfram|Alpha」が一般公開された。現時点では日本語には対応していない。

 Wolfram|Alphaは従来の検索エンジンとは異なり、事実に関する質問に答えるナレッジエンジン。理論物理学者で数学ソフトを扱う米Wolfram ResearchのCEO、スティーブン・ウルフラム氏が開発した。

 同エンジンはウルフラム氏の技術・科学計算ソフトMathematicaのコード600万行以上を含み、約1万プロセッサコアを搭載したシステムで稼働する。アルゴリズムや自然言語解析などを活用して、「円周率の300けた目は?」といった事実に関する質問に回答するという。

 例えば「gdp Japan(日本のGDP)」と検索ボックスに入力すると、検索結果ページには日本のGDPの額のほか、過去のGDP推移のグラフ、国民1人当たりGDP、GDP成長率、インフレ率なども表示される。また関連リンクのセクションにはWikipediaの日本の項目などのリンクが表示される。

ah_wolfram1.jpg gdp Japanの検索結果

 「obama birthday(オバマ大統領の誕生日)」で検索すると、1961年8月4日という生年月日だけでなく、「今から47年9カ月14日前」といった情報も計算されて表示される。

ah_wolfram2.jpg obama birthdayの検索結果

 このほか、「1 milion yen(100万円)」で検索すれば、100万円を各国の通貨に換算した値が返され、「12-5」などの計算もできる。

 検索エンジンの専門家ノバ・スピバック氏は3月にWolfram|Alphaのデモに参加した際に、Wolfram|Alphaは幅広い質問への答えを提供し、データベースから答えを探すのではなく回答を計算するという点でGoogleよりもずっとスマートだと評価していた。

関連キーワード

検索 | Wolfram|Alpha | Google | 検索エンジン


Copyright© 2014 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ピックアップコンテンツ

- PR -
激変する企業ITシステムに対応するための知見を集約。 ITの新しい潮流に乗り遅れないために。