自分の10年後の体重と体形が分かる――スタイルが気になる女性や、メタボを気にする男性の気持ちが引き締まりそうなサービス「10年後のカラダ 未来体重(β版)」が、健康管理のポータルサイト「カラダカラ」でスタートした。
食事内容や運動量、生活習慣などについての設問に答えると、1年後、5年後、10年後の体重と、3DCGで描かれた体形、体重が近い芸能人、コメントを表示するサービスだ。
最近、体重の増加が気になっている自称・乙女記者も早速試してみることにした。
自分の身長・体重、食事内容を入力。お酒を飲む頻度や体を動かす頻度なども聞かれる。記者は、週に4〜6日お酒を飲み、体を動かすのは苦手……1時間以上の運動などほとんどしない。ひどい生活だ。嫌な予感が頭をよぎる。
生活習慣の項目でも「外食が多い」「食事時間が不規則」「階段が苦手」「食べるのが早い」など明らかに体に悪そうな項目のほとんどに当てはまった。ま、まずい。10キロ程度の増加は覚悟せねばならないだろう。
すべての設問に答え終わると緊張の一瞬が訪れる。果たして記者の10年後の体重は……?
10年後は、186キロ
86キロか。思ったより増えているなぁ。でも生活習慣がひどいし妥当か。……ん? 186キロ!? 今の体重と1けた違うじゃないか!
体形を表すCGにはあふれんばかりのお肉がついている。増えすぎたせいか、体重の近い芸能人も表示されていない。
あまりの増えっぷりに言葉を失う記者。解説には「後の歴史に新生命体として記録されているかもしれません。生活のすべてを根底から考え直す必要があります」と書かれており、人類かどうかも定かではない。少し落ち込んだので、新生命体なんてちょっとかっこいいじゃん、と心の中でつぶやき、自分を励ましてみた。
これだけ増えてしまうと日常生活を送るのも難しいらしい。「トイレでは、自分のお尻が拭けないため、身近な人に拭いてもらいましょう」……お肉が邪魔で手が届かないのか。
最後は「ここまで来ると、さすがに入院が必要だと思いますが何事も希望を捨ててはいけません。ここからでも改善された事例が世界には、いくつもあります。がんばりましょう」という一言で結ばれていた。
あまりの結果に危機感を覚えた記者。そうだ、希望を捨ててはいけない。186キロに増える前に生活習慣を改め、ナイスバディーを目指そうと心に強く誓ったのだった。
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