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» 2009年07月01日 13時44分 UPDATE

大手BitTorrentサイトThe Pirate Bayが身売り 合法ビジネスモデルへ

The Pirate Bayを買収した企業は、著作権者が対価を受け取れる新しいビジネスモデルを立ち上げるとしている。

[ITmedia]

 著作権侵害ほう助で有罪判決を受けたBitTorrentサイト「The Pirate Bay」がスウェーデンの企業に身売りした。

 ネットカフェを運営するGlobal Gaming Factory X(GGF)が同サイトを6000万クローネの現金と株式で買収する。買収は8月に完了する予定で、GGFはその後、コンテンツ提供者や著作権者が対価を受け取れる新しいビジネスモデルを立ち上げる計画という。

 The Pirate Bayは、ファイル共有ソフトBitTorrentでコンテンツをダウンロードするのに必要なtorrentファイルを検索できるサイトで、世界で最もアクセスの多いWebサイトの上位100位に入っている。2007年には世界最小国家シーランド公国を買収して「著作権フリー国家」を樹立すると名乗りを上げ、話題になった(結局買収には至らなかった)。

 同サイトは以前から当局ににらまれており、2006年にはスウェーデン警察により著作権侵害のかどで閉鎖され、2008年には運営者がスウェーデン検察に提訴された。運営者らは2009年4月に、著作権侵害をほう助したとして360万ドルの罰金と懲役1年を言い渡された。

 The Pirate Bayは、サイトの運営を続けるには身売りしかないと主張し、身売りで得た収入は、言論の自由などに関連するプロジェクトを支援するために使うと説明している。また退会を希望するユーザーのために、アカウント削除システムを構築するとしている。

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