Apple、ユーザーの「不適切使用」を検出する特許を出願
米Appleが、ユーザーがデバイスを不適切に使用していないかどうかを監視するため技術の特許を出願した。
米特許商標局の出願公報によると、この技術は2008年2月に出願され、「消費者の不適切使用を検出するシステムと手法」と題されている。センサーと検出回路を組み合わせて、ユーザーがデバイスを不適切に使用した場合にそれを検出し、メモリに記録するというものだ。また不適切使用を検出した場合に、デバイスを使用不能にするよう回路を設定することも可能という。
「不適切な使用」には、具体的には「液体の侵入、極端な温度、過度の衝撃、通常の動作とは関係のない改造(筐体を開ける、内部部品の追加や変更など)」が含まれる。
Appleがこの技術を開発した理由は、製品保証制度の問題にある。多くの場合、保証制度ではユーザーの不適切な使用によるデバイスの故障はカバーされず、無償修理・交換の対象にならない。だが、一見したところでは故障原因が分からないような場合に、「店員が顧客との摩擦を避けるために無償修理や交換に応じてしまうことがある」とAppleは述べている。ユーザーの不適切使用を検出して記録し、故障の原因を特定することで、不要な無償交換・修理を避ける狙いがあるようだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「焼肉きんぐ」個人情報約1079万件が漏えい 公式アプリのシステムに不正アクセス ほぼ全会員分に相当
-
2
日経社員のGoogle Workspaceに不正ログイン 1646人分の個人情報漏えいか
-
3
大和証券、22万件情報漏えいか 顧客約11万人の口座番号も
-
4
ホワイトエッセンス、約105万アカウントの個人情報流出 8月発表の不正アクセス調査で判明
-
5
大阪公立大、システム障害で1週間近く休講に 出願期間中で入試にも影響
-
6
韓国の銀行6行にサイバー攻撃 計2万5000人超の個人情報流出──AIエージェントを使った可能性も 現地報道
-
7
渋谷区でシステム障害、窓口業務を縮小 復旧の見通し立たず
-
8
個人向けGeminiのモデル選択が厳格化 無料ユーザーが使えるのは「Flash-Lite」のみに
-
9
パチンコ店の入場抽選アプリ「777CON-PASS」に不正アクセス 行動エリアやプロフ写真など流出か
-
10
タイムズカー漏えいで集団訴訟の動き、登録3000人弱 呼び掛けた弁護士に聞いた──「謝罪で済む案件ではない」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR