「『堀井さん、キャバクラにはまってるの?』って言われて、ビックリしました(笑)」――ドラゴンクエストシリーズを手掛けるゲームデザイナーの堀井雄二さんが、エンターテインメント雑誌「オトナファミ」(エンターブレイン刊)10月号のインタビューでこう話し、ネット上でうわさされたキャバクラ通いを否定した。
ネット上では、「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」について、「堀井さんなどクリエイターがキャバクラにハマり、キャバクラ風のキャラが入った」などとうわさされていたが、堀井さん本人がこれを否定した格好だ。
記事によると堀井さんは、漫画家のとがしやすたかさんから電話で、「キャバクラにはまってるの?」と聞かれて驚いたという。堀井さんはお酒が飲めず、行くとしても「せいぜい1年に1、2度」といい、「スタッフに任せたゲームの中の諸々の要素がひっついて、とんでもない方向に話が膨らんでいる」と困惑している様子だ。
ギャル口調で話すガングロギャル風キャラクター・妖精のサンディも、ネットユーザーの一部に不評だった。堀井さんは「ギャル風のキャラがいた方が明るくなるし、新しいユーザーには、今の言葉でしゃべってくれる方が頭にスっと入って、自分が次に何をすればいいか分かる」と採用した意図を説明した上で、「古くからのファンのみなさんへの配慮が少し足りなかった」ことは失敗だったと述べている。
インタビューは4ページにわたる長文で、ドラクエI〜IXまでの発想の源や、堀井さんがゲームデザイナーになるまでの経緯、ゲーム開発時に気をつけていること、「ポートピア連続殺人事件」の続編を作るとしたらどんなゲームにするか、などを語っている。
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