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2009年のアナリスト予測、外れだったのは?せかにゅ

» 2009年12月09日 11時59分 公開
[ITmedia]

2009年の大外れ予測は?

 毎年この時期になると「来年の予測」がいろいろと出てくるが、中には外れるものもある。アナリストが昨年披露した2009年の予想のうち、的を外したもの5つをBetaNewsがまとめている。

  • 2008年の年末商戦を最後にCD販売は終わる(Gartner)
  • 消費者は「SNSのダイエット」を行う(Nielsen):SNSの利用は増えている
  • モバイルガジェットにとって悲惨な年になる(IDC):スマートフォンは好調
  • Googleの市場シェアが初めて大幅に減る(検索アナリスト、ジョン・パテル氏):Googleの1月のシェアは63%、10月は65.4%(comScore調べ)
  • 2009年に生まれる子供は不死になる(Ferris Research)

 なお同サイトは自身の2010年の予測として、「App Storeのアプリが20万種に」「Android台頭」「iPod Classic販売終了」「Appleのタブレットは出ない」などを挙げている。

Five 2009 predictions that widely missed the mark(BetaNews)

Gmail専用キーボード登場

 「Gboard」というGmail専用のキーボードが発売された。個々のキーにGmailにショートカットが割り当てられていて、「検索」「返信」「アーカイブ」などの操作がキーを押すだけでできる。USBでPCに接続でき、価格は19.99ドル。

Gboard: The keyboard Gmail users have been waiting for?(VentureBeat)

Amazon CEO、Nookの電子書籍貸し借り機能を批判

 Barnes & Nobleは10月、AmazonのKindleの強力なライバルと目されている電子書籍リーダー「Nook」を発表した。Nookには友人間で電子書籍を貸し借りできる機能が搭載されているが、Amazonのジェフ・ベゾスCEOは、この機能について「制限があまりに多い。一度に1人の友人にしか(電子書籍を)貸せない」とNew York Times Magazineの記事で批判的なコメントをしている。また同氏によると、Amazonで書籍が100冊売れるごとに、その書籍のKindle版が48冊売れているという。

Jeff Bezos: The Nook's Book Lending Feature Is A Joke(Silicon Alley Insider)

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