KDDI、J:COMを関連会社に 3600億円で株式取得
KDDIは1月25日、CATV最大手・ジュピターテレコム(J:COM)株式を取得し、持分法適用関連会社化すると発表した。取得額は3617億円。固定アクセス回線を強化するほか、顧客基盤の拡大で固定通信事業や携帯電話事業との相乗効果を図っていく。
米Liberty Globa(LGI)と、LGI傘下の中間持ち株会社3社の株式全部を取得することで合意した。KDDIの議決権比率は37.8%となり、筆頭株主になる。決算にはには来期(2011年3月期)から反映される見通し。
現在のJ:COM筆頭株主はLGIの中間持ち株会社と住友商事が出資する合弁企業。LGIの株式売却後は合弁を解消し、住友商事が2位株主として27.7%を保有する。
会見したKDDIの小野寺正社長は「ネットワークのIP化に伴い、固定アクセス回線を持つことが競争上重要になる」という従来の戦略に基づくものだと説明。KDDIはこれまで、東京電力からFTTH事業を取得・統合したほか、ジャパンケーブルネット(JCN)、中部テレコミュニケーション(CTC)を連結子会社化している。
J:COMは昨年末時点で327万世帯が加入しており、そのうちブロードバンド接続サービスを158万世帯が利用。ISP加入者ベースで見た場合、KDDIグループとJ:COMのブロードバンドシェアは12%超になるとしている。NTTグループは30%弱(NTTコミュニケーションズ、NTTぷららの合計)。
小野寺社長によると、株式取得はLGI側が「ごく最近」持ちかけたという。出資比率を拡大するかどうかなど、今後の方針については「申し上げられる段階にない」としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
2
松屋の公式アプリとWebサイトが停止 不正アクセスを検知、モバイルオーダーや弁当予約も使えず
-
3
グッスマ、顧客の2800人のカード番号全16桁+セキュリティコードなど流出か 下4桁は40万枚分
-
4
「PayPay連携の銀行から、お金全部盗られた」被害報告……原因と対策は? PayPayに聞いた
-
5
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
6
ベネフィット・ワンの委託先に不正アクセス セゾン会員向け優待サービスで約2.9万人分の個人情報漏えい
-
7
JALの予約システムに不正アクセス 約9万人分の予約情報が漏えい 一部ではパスポート番号も
-
8
VTuber「兎田ぺこら」グッズにSNSで風評被害→示談成立 「保護者同伴で謝罪などがあったため」
-
9
渦中のGMO、熊谷代表の発信は“火に油”か? 「経営トップが自ら広報」の功罪
-
10
ソニー生命に不正アクセス、個人情報約38.5万件漏えい 氏名や住所、契約内容など
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR