J1サッカーチーム・ヴィッセル神戸を運営するクリムゾンフットボールクラブ(神戸市)と楽天は3月3日、床発電システムを利用し、サポーターの応援を電気に変えて試合中に使う「楽天×ヴィッセル神戸 エコプロジェクト」を始めると発表した。
3月7日のJ1開幕戦からスタート。ホームズスタジアム神戸のサポーターズシートの一部に床発電システムを導入し、サポーターの振動を電気エネルギーに変換し、試合時の電力として活用する。「サッカーの応援で特徴的なジャンプの振動により発電を行う、サッカー観戦ならではの試み」としている。発電量はスタジアム内のパネルでも表示する。
床発電システムはジェイアール東日本コンサルティングが開発したもの。スポーツ観戦での導入は初という。
神戸市と連携してごみの分別回収や地域の清掃活動なども実施する。プロジェクトは東北楽天ゴールデンイーグルスのエコ活動をモデルに、楽天が提案したという。ヴィッセル神戸は楽天社長の三木谷浩史氏が個人としてオーナーになっている。
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