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ディスカバリー、打ち上げ準備進む 現地から写真リポート

» 2010年04月05日 12時06分 公開
[Gerald Matulka, 森岡澄夫,ITmedia]

 日本人宇宙飛行士の山崎直子さんが搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げ準備が、米国フロリダ州のケネディ宇宙センターで順調に進んでいる。打ち上げは日本時間4月5日午後7時21分の予定で、5分以内に打ち上げられなければ翌日に延期となる。打ち上げが延期される主な原因は、技術的な障害と悪天候だが、現在のところどちらも全く問題ない。


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 打ち上げ約21時間前(日本時間4月4日午後10時)には、スペースシャトルを覆っているプラットフォーム(移動サービスタワー)が20分ほどかけて取り外され、ディスカバリーがその勇姿を現した。スペースシャトル退役まで今回を含めてあと4回のフライトがあり、ディスカバリーはスペースシャトル最後の飛行にも使われる。今回は、日本人の観光客や報道陣も数多く詰めかけている。

 日本時間4月5日午前には、外部燃料タンクへの液体水素と液体酸素の注入作業が開始される予定。宇宙飛行士は午後3時半頃(日本時間)に宿舎を出発し、午後4時ごろにディスカバリーに搭乗する。一連の打ち上げ作業の様子は、NASA TVでも、数時間前からライブ配信される。

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