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東北新幹線・新型車両の愛称募集、「はつね」は2位だった

» 2010年05月11日 19時03分 公開
[ITmedia]

 JR東日本は5月11日、2011年3月から営業運転する東北新幹線の新型車両「E5系」の愛称を「はやぶさ」に決めたと発表した。愛称を公募した際、「新車両のカラーリングが初音ミクに似ている」とネット上で応募を呼び掛ける動きがあった「はつね」は、応募数で第2位だったという。

 E5系は最高速度300キロで東京〜新青森間を3時間10分で結ぶ高速車両。3編成を投入し、東京〜新青森2往復、東京〜仙台1往復を運転する。

 愛称の公募は3月に実施した。上部の緑と下部のグレー、その間のマゼンタの差し色という車両のカラーリングがVOCALOIDキャラ「初音ミク」に似ている、とネットで話題になり、「はつね」を応募しようという動きが一部で盛り上がっていた。

photo 初音ミク
photo E5系

 JR東によると、応募総数は15万372件。4396種類の愛称が集まった中、「はつね」の応募数は2位だった。1位は東北初の特急で2002年に廃止された「はつかり」。採用された「はやぶさ」には3129件の応募があり、7位だった。「スピード感があり親しみやすい」が採用理由だ。

 「はやぶさ」は6月に地球に帰ってくる小惑星探査機の名前でもある。そして金星探査機「あかつき」には初音ミクのパネルが搭載され、5月18日に打ち上げられる予定。

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