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Adobe、Flash PlayerとAdobe Reader、Acrobatのパッチ公開日程を決める

» 2010年06月09日 08時14分 公開
[ITmedia]

 米Adobe SystemsのFlash PlayerとReader、Acrobatに未修正の深刻な脆弱性が見つかった問題で、同社はこれら脆弱性を解決するための更新版の公開日程を明らかにした。

 Flash Player 10.xの更新版(Windows、Macintosh、Linux向け)は米国時間の6月10日までに公開する。Solaris向けの更新版公開予定はまだ未定。

 Adobe Reader/Acrobat 9.3.2の脆弱性に対処する更新版(Windows, Macintosh and UNIX向け)は、6月29日までに公開する予定。当初は四半期ごとの定例アップデートとして7月13日に公開する計画だったが、前倒ししての公開となる。今回発覚した脆弱性のほかにも多数の脆弱性を解決する。これに伴い7月13日のアップデート公開は取りやめる。

 今回発覚した脆弱性では攻撃が多発しているといい、Adobeはセキュリティアドバイザリーで当面の回避策を紹介している。

変更履歴……初出時に「攻撃の多発」とありましたが、「攻撃が多発」に変更しました。

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