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いつにも増してカオスだったDOMMUNE 麻雀のち昭和歌謡、ときどきBack to Backfrom floor

» 2010年10月20日 15時35分 公開
[岑康貴,ITmedia]

 こんにちは。みなさんDOMMUNE見てますか? (渋谷発、Ustream経由、ご家庭行き――トーク&DJストリーミングライブ「DOMMUNE」を見よ

 10月4日のC_olvrinとDasha Rushが登場した回は良かったですね。カナダ人DJ/アーティストのC_olvrinによる幻想的なライブもさることながら、ベルリン在住の美人ロシア系フランス人DJ、Dasha Rushの可愛さといったら! 超シリアスかつクールなミニマルサウンドを奏でる美人DJに、Twitterのタイムラインは大興奮状態でした。僕も大興奮状態でした。途中、トラブルで音が止まった瞬間の「あれ? やべ」という照れ顔にノックアウトされた人は多かったはずです。

画像 美人DJ、Dasha Rushのクールなプレイにタイムラインは興奮のるつぼ

 11日週はDOMMUNEスタジオの改装工事もあってお休みの日が多かったが残念でしたね。

麻雀から昭和歌謡まで

画像 麻雀中

 さて、19日のDOMMUNEが非常にカオスかつ素晴らしかったので、簡単にリポートしたいと思います。

 前半はトークライブ……が定番だったはずなのですが、この日は麻雀TALK番組「Bryan Burton-Lewis's麻談BRAYALE」が放送されました。その名の通り、ブライアン・バートンルイス氏がゲストと麻雀をするという番組でした。前衛的すぎる……。日本プロ麻雀協会の多田ひかりプロが参加するという、無駄な豪華さにあふれていました。

 DOMMUNE主宰者の宇川直弘氏はTwitterにて「今回は実験なのでお手やわらかなご視聴を!!!」とつぶやいておりました。こういうフリーダムなことができてしまうのもDOMMUNEの魅力の1つと言えるでしょう。


画像 Nicone aka Lexy

 後半はいつも通り、DJストリーミング番組「BROADJ」。この日はドイツはベルリンから、「Nicone」という名義でも活動しているLexyというDJが登場しました。

 ディープなテクノで気持ちよくなっていたところ、突如として昭和歌謡の歌声が! Niconeの「Hanaetano」という曲と、Nicone/Tazakaの「Tokio Night Club」という曲でした。いずれも日本人ならよくご存じの有名歌手の曲をサンプリングしています(元ネタはヤバすぎて書けません!)。突然の昭和歌謡ネタにTwitterのタイムラインは大騒ぎ。


画像 LexyとDJ TasakaによるBack to Back。まさに男の世界

 途中からは、DOMMUNEでもすっかりおなじみとなったDJ Tasakaが登場。さらに、終盤ではLexyとDJ TasakaがBack to Backを披露してくれました。

 DJは通常、1人が曲をつないでいきます。それに対してBack to Backとは、2人(またはそれ以上)のDJが1曲ずつ交互に曲をつないでいくというスタイルのことです。ヒゲの似合う伊達男2人が並んでDJブースに向かい、絡み合いながらミキサーを操作する様は、Ustreamの画面を「男の世界」へと変貌させていました。マーベラス!

 麻雀、テクノ、昭和歌謡、男の世界。めくるめく陶酔の世界に酔いしれた一夜でした。

Sebastian Mullaert aka Minilogue登場!

 今週の放送はあと2日。20日はナイキとアンダーカバーによるランニングウェアコレクション「GYAKUSOU」とのコラボレーションイベント生中継。21日前半は「大友良英 / JAMJAMTV 第二章・続日本フリージャズ創成期」、ゲストはジャズ評論家の副島輝人氏。後半の「BROADJ」にはスウェーデンから、テックハウスユニットMinilogueのメンバーとして知られるSebastian Mullaertが登場します。

 個人的には、特に21日のSebastian Mullaertがおススメです。良質なテックハウスを手掛けるDJ/アーティストで、今からとても楽しみです。素晴らしいプレイを期待しましょう。

 それではまた、ハッシュタグ#dommuneで会いましょう。

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