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Microsoft、17件の月例セキュリティ情報公開を予告

» 2011年04月08日 07時25分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Microsoftは4月の月例セキュリティ情報を米国時間の4月12日(日本時間13日)に公開する。今月は17件の情報を公開し、WindowsやInternet Explorer(IE)などに存在する合計64件の脆弱性に対処する予定だ。7日の事前通知で明らかにした。

 セキュリティ情報17件の内訳は、深刻度が最も高い「緊急」が9件、2番目に高い「重要」が8件となる。脆弱性はWindows、IE、Officeなどのほか、開発ツールのVisual Studio、.NET Framework、GDI+に存在する。

 2月に発覚したSMBブラウザの脆弱性(深刻度:緊急)と、1月に発覚したWindowsのMHTMLの脆弱性(同:重要)も今回の更新で対処する。SMBブラウザの脆弱性については現時点で攻撃に利用されている形跡はないという。一方、MHTMLの脆弱性については「限定的な標的型攻撃」が発生しているとした。

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