ベンチャーのL is B(東京都江東区)は4月8日、「気持ちを伝える」というTwitterクライアントソフト「Feel on!」のiOS版をApp Storeで公開した。独自開発のエンジンにより、ユーザーのツイートを解析してツイートの感情を特定、タイムラインをイラスト付きで漫画のように表示するなどの機能を備える。利用は無料。
独自開発した「ソーシャル感情エンジン」(Social emotion Engine:SEE)により、ユーザーのツイートを解析して「愛情」「喜び」「悲しみ」「驚き」などに分類。愛情なら赤、喜びならオレンジなど、感情の内容を色で表現したり、あらかじめ用意した漫画風のイラストの吹き出しにツイートをはめ込んで表示する。自分のツイートに合ったイラストを選んで投稿することも可能だ。
ソーシャルメディアはテキストのやり取りが中心だが、「感情を視覚的に表現することで気持ちをうまく伝えあえる社会を実現したい」という。4月下旬にはWeb版のβサービスを開始し、5月以降、Facebook版、Android版、mixiボイス版なども順次リリースする計画。
L is B(エルイズビー)は、ジャストシステムでコンシューマー向けソフトウェア事業を経験した横井太輔社長(39)が昨年9月に設立。社名は「Life is Beautiful」から名付けている。
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