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「わたしは日本を離れない」──国内在住外国人からのメッセージ

» 2011年04月12日 17時24分 公開
[ITmedia]
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 「わたしは11年間東京に住み英語を教えています。日本はわたしの第2の故郷、多くの人がサポートを必要としている中、わたしはこの国を離れません」──国内に住む外国人向けポータルサイト「ガイジンポット」(ジープラス・メディア運営)は、東日本大震災後も国内にとどまる外国人からのメッセージを日本語に翻訳して掲載している

 メッセージを海外に広めることで、“日本離れ”を和らげて日本観光の復興に役立てたいとしている。また「日本人が日本を再認識し、復興への意欲と希望につながるきっかけとなることを望んでおります」という。


今日の東京は素晴らしい天気。雲ひとつない青空に咲き始めた桜の花。こんな日に、わたしは東京以外の場所に住むなんて想像もできません。−イギリス人 翻訳者 東京

飲料水ボトルを買うのは難しくなったかもしれない、渋谷のネオンは派手でなくなったかもしれない、でも東京は今までになく人情であふれています。どこにも行きません。−広報勤務 フランス人 東京都

日本には14年間暮らしてきました。パニックにまかせ国を見捨てるのは、多くのものを与えてくれた日本への裏切りになってしまう。この素晴らしい国に残り立ち直っていくのを見守ることは、特権であると思います。−教師 アイルランド出身

3月11日の東北大震災が発生する前にホリデービザを取得しました。僕は自分の計画に従い、いま、日本で働いています。そしてとても素晴らしい日々を過ごしています。夏季休暇があれば、仙台のスクールの復興にボランティアで参加したいと思っています。−カナダ人 東京 英語講師

初めてきたときから日本に恋をしました。美しい風景や素晴らしい料理、多くのマナーある人に囲まれた国。日本はまたどこよりも、何よりも高く上ると信じています。−中国出身フィリピン人 営業 東京都

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