待機電力ゼロ・瞬時起動の電子機器実現へ前進 NECと東北大が新技術
NECと東北大学は6月13日、CPU内で使用する「連想メモリプロセッサ」(CAM)で、既存回路と同等の高速動作と、データを回路上に保持できる不揮発動作を両立する技術を開発、実証したと発表した。不揮発メモリなどと組み合わせることでCPUや機器全体を不揮発化でき、待機電力ゼロかつ電源オンで瞬時に利用できる電子機器の実現に近づくとしている。
電子のスピンを利用したスピントロニクス論理集積回路技術の1つとして開発した。磁性体に対して垂直な磁化をもつ「垂直磁壁素子」を利用することで、キャッシュメモリのデータ参照に必要なCAMで処理中のデータを、CAMの電源を切ってもそのままの状態で回路上に保持できるようになったという。
またデータ検索もCMOSトランジスタのみで構成した従来のCAMと同等で、回路面積も削減できるという。
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