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» 2012年03月13日 17時41分 UPDATE

紛失したスマートフォンが戻る確率は50%、Symantecが実験

スマートフォンを拾った人物がどのような行動を取るのか――そんな実験をSymantecが行った。

[ITmedia]

 紛失したスマートフォンの半数が持ち主に戻るが、拾得者の96%が何らかのデータにアクセスした――米Symantecは、紛失に遭ったスマートフォンがどのように扱われるのかを調べる実験を行い、その結果をブログで紹介している。

 実験はSecurity Perspectivesのスコット・ライト氏の協力を得て、企業や個人に関する疑似データを保存した50台のスマートフォンをニューヨーク、ワンシントン、ロサンゼルス、サンフランシスコ、カナダのオタワの繁華街でわざと置き忘れ、拾得者が届け出るかを調べた。また端末でどのような操作が行われたかをリモートから監視できるツールを使って、その様子も調査した。

 その結果、スマートフォンを拾った人の半数が持ち主に返そうとしたが、96%は端末内のデータを見ようとしていた。このうち8割が企業に関係すると想定される名称のファイルに、6割がソーシャルメディアやメールの情報を閲覧しようとし、半数が銀行口座にアクセスしようとしていた。

 また、会社内のシステムへアクセスできるように見せかけたアプリを仕込んだ。実際にアクセスした拾得者はいなかったが、半数がこのアプリの実行を試みたという。

 Symantecは、「人間が悪いというわけではないが、何気なく好奇心を持ち、おいしそうな“リンゴ”が目の前に置かれたら、ついかじってしまうだろう」と解説。端末にパスワードロックをかけ、遠隔操作で端末のデータを消去したり、その所在を追跡したりできるツールを準備しておくことで、リスクを軽減できるとアドバイスしている。

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