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ビッグデータ活用法をキュレーターがアドバイス 富士通の新サービス

» 2012年04月27日 12時49分 公開
[ITmedia]

 富士通は4月27日、ユーザー企業が持つビッグデータを分析しそこから価値を評価したり課題を抽出したりし、データの活用法を提言する「データキュレーションサービス(データコンサルティング)」を提供開始した。

 本サービスを実施するのは富士通の「キュレーター」。データモデリングやアナリティクスの専門家だという。同社では「(キュレーターが)既存の業務知識にとらわれずデータが持つ潜在価値を引き出すことで、これまで気付けなかった事実を導き出す」としている。

 具体的な利用シーンとしては、新製品を検討するフィジビリティスタディー(実現可能性や費用対効果の検証)や、新たな業務分野で既存データを活用することによる業務効率化、顧客の行動分析によるマーケティングなどが挙げられており、ユーザー企業の業務改善や新ビジネスの創出を支援するという。

 サービスの価格は個別見積りとなる。富士通では今回のサービスを、同社のキュレーターがユーザー企業のビッグデータ活用を支援する入り口と位置付けており、ビッグデータ活用のためのクラウドサービス「データ活用基盤サービス」と合わせ、サービスを順次提供する計画だ。

キュレーターによるサービスを入り口に、データ活用基盤サービスを提供していく

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