富士通が半導体生産の主力拠点としている三重工場(桑名市)の売却を、台湾の半導体受託生産大手の台湾積体電路製造(TSMC)に打診しているという。各紙が7月27日に報じた。
各紙によれば、富士通は三重工場が手掛けるシステムLSIの製造部門をTSMCに売却、パナソニックやルネサスエレクトロニクスと協議を進める各社のシステムLSI事業を統合した新会社に開発・設計部門を集約する方針という。
これに対して富士通は27日付のコメントで、「これに関し決定していることは何もありません」と発表した。
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