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» 2013年01月18日 07時47分 UPDATE

Microsoft、ウイルス対策ソフトの「不合格」評価に対する検証結果を報告

ウイルス対策ソフトの性能を比較するAV-TESTのテストで認定マークを取得できなかったことをめぐり、ユーザーへの影響を重視する同社の方針について説明している。

[鈴木聖子,ITmedia]

 セキュリティ製品の性能評価を手掛けるドイツのAV-TESTが実施した最新の性能比較テストで、米Microsoftのウイルス対策ソフト2製品がAV-TESTの認定マークを取得できなかった。これについてMicrosoftは1月16日のブログで、社内で行った独自の検証結果を報告している。

 AV-TESTは主要メーカーのウイルス対策ソフトについてマルウェアの検出率などを調べた2012年11〜12月度のテスト結果を1月14日に発表し、検出率が一定の基準に達した製品に認定マークを交付した。しかし、Microsoftの「Security Essentials 4.1」と「Forefront Endpoint Protection」は、いずれも基準に達しなかったとして、認定マークを交付されなかった。

avtest01.jpg AV-TESTでの評価結果

 この結果を受けてMicrosoftのブログでは、「ユーザーを守ろうとするマルウェア対策製品のメーカーにとっても、そうした製品の効率を測ろうとする第三者の評価機関にとっても、マルウェア対策の世界は課題が多い」と指摘。そうした現状の中で同社は、「蔓延度およびユーザーがどれくらい影響を受けるかを基準として保護対策に優先順位を付けることにより、この課題に対応している」とした。

 その上で、Microsoft製品による「ゼロデイマルウェア」の検出率を72%としたAV-Testの結果について、「何らかのゼロデイに見舞われた当社の顧客の99.997%は、今回のテストに使われたマルウェアサンプルの影響を受けなかった」と説明。さらに、「最近のマルウェア」の9%を検出できなかったとする結果についても、「これら検出できなかったマルウェアサンプルの94%は、当社の顧客に影響を与えなかった」という検証結果を報告している。

avtest02.jpg Microsoftでの評価結果

 こうした結果を踏まえて、Microsoftは今後も継続的にプロセス向上の手段を追求していくと述べ、同社の製品で検出できなかった「0.0033%」をゼロに減らすよう努力すると表明した。

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