米ファストフードチェーンBurger KingのTwitterアカウントが現地時間の2月18日、何者かに乗っ取られ、「BURGER KING@USA公式TwitterアカウントがMcDonald'sに売却された」という虚偽のメッセージが掲載された。「@BurgerKing」のアカウントは現在、凍結された状態になっている。
メディア各社が掲載したスクリーンショットによると、Burger KingのTwitterアカウントは画像が入れ替えられてMcDonald'sのロゴと写真が掲載された。「McDonald's@BurgerKing」という名称の横には公式アカウントであることを示す青いチェックマークも付いている。
乗っ取られたアカウントには、McDonald'sの宣伝のほか、調理場の不衛生な写真へのリンクや、従業員が不正薬物を使用して捕まったとするツイートなどが投稿されたという。
Burger Kingはメディア各社に声明を寄せ、問題が解決されるまでアカウントの凍結を要請したと説明。「虚偽のツイートや不適切なトピックを受け取ったファンやフォロワーに謝罪します」とコメントした。
一方、McDonald'sのTwitter公式アカウントではこの件について、「@BurgerKingに同情します。私たちはハッキングとは無関係です」とコメントしている。
また、ハッカー集団AnonymousはTwitterで「Burger KingのTwitterがハッキングされた」と伝えるなど、関与をうかがわせるようなツイートを投稿している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR