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Google、Chrome 27のセキュリティアップデートを公開

» 2013年06月19日 07時32分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Googleは6月18日、Webブラウザ安定版「Chrome 27」のセキュリティアップデートをWindowsとMac向けに公開し、Flash関連の脆弱性に対処した。一方、Linux向けの安定版は17日付で「Chrome 28」が公開されている。

 同社によると、WindowsとMac向けの最新版となる「Chrome 27.0.1453.116」では、Flashプラグインの設定メニューに存在するクリックジャッキングの脆弱性など、複数のセキュリティ問題を修正した。

 クリックジャッキングの脆弱性の危険度は、Googleの4段階評価で下から2番目の「Medium」と位置付けている。

 また、1つのページ上で複数のFlashムービーが再生できない問題など、複数の不具合も修正されている。

 一方、Linux向けの安定版は「Chrome 28.0.1500.45」が最新バージョンとなる。対応するLinuxのバージョンも更新され、Ubuntu 12.04以上、Debian 7以上、OpenSuSE 12.2以上、Fedora Linux 17以上が最低要件となった。

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