米Microsoftが8月13日に公開した月例セキュリティ更新プログラムの一部に不具合が見つかった問題で、同社は8月27日、Exchange Server向けの更新プログラム(MS13-061)と、Windows Mediaの脆弱性に対処した更新プログラム(MS13-057)の一部を再リリースした。
MS13-061については、Exchange Server 2013を対象とする更新プログラム(2874216)をインストールすると、サーバ上のメールのインデックス処理が停止してしまう不具合が発覚したため、一時的に配信を停止していた。
今回、この問題を修正したうえで2874216の配信を再開した。当初の更新プログラムを既に適用済みの場合、できるだけ早く更新版をインストールし直すよう促している。なお、Exchange 2010とExchange 2007向けの更新プログラムはこの問題の影響は受けないという。
一方、MS13-057ではWindows XP、Windows Server 2003、Windows Vista、Windows Server 2008向けの更新プログラムを8月27日付で再リリースした。これら更新プログラムには、WMVエンコードされたビデオが再生時に適切にレンダリングされないというアプリケーションの互換性の問題が見つかり、修正したという。
同じ問題はMS13-057のWindows 7とWindows Server 2008 R2向け更新プログラムでも発生していたが、こちらについては8月13日の時点で修正版がリリースされていた。
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