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» 2013年10月22日 18時27分 UPDATE

ねっと部:「笑っていいとも!」終了にPC-9801を思い出す

「笑っていいとも!」と同時に産声を上げたパソコンがあった。

[ITmedia]

 フジテレビ系の長寿番組「笑っていいとも!」が来年3月末に終了する。10月22日の放送中、司会のタモリさんが自ら「来年の3月いっぱいで『いいとも』終わります」と明らかにした。

 タモリさんは番組で「32年、フジテレビはずっと守ってくれたんだよ。本当に感謝してもしきれません」「国民のみなさんもね、どっちを向いても感謝です。ありがとうございます」などと話していた。

 正確には「森田一義アワー 笑っていいとも!」という名前の同番組が始まったのは1982年10月4日。第1回のゲストは桜田淳子さんだった。

photo 情報処理学会「コンピュータ博物館」によるPC-9801の解説

 「日本のお昼の顔に」と同番組が始まったこの月は、後に国民的パソコンとなる「PC-9800シリーズ」の初代機「PC-9801」をNECが発売した月でもある。ソニーが世界初のCDプレーヤーを発売したのもこの月で、それなりに歴史的な10月だった(翌月には、「青少年は興奮する」と富士通が「FM-7」を発売。タモリさんといえばFM-7のCMキャラクターだった)。

 PC-98は8ビット機が主流の時代に高速な16ビット機として登場。派生機種を含め数々の機種(互換機種も)が発売されものの、Windows時代になると安価なPC/AT互換機に押され、1997年のPC98-NXシリーズ登場で実質的に終了する。

 笑っていいとも!はビル・ゲイツ氏が出演した2002年に通算回数が5000回を突破。「生放送単独司会最高記録」としてギネスブックに登録された2003年、保守用などとして一部機種が継続販売されていたPC-98シリーズの受注が終了し、歴史に幕を下ろす。同シリーズは、情報処理学会が「情報処理技術遺産」に選んでいる

 番組終了をタモリさんが明らかにしたこの日の午後、都内の地下鉄で、「NEC 98NOTE」と大きなロゴが入ったバッグを持つ男性を見かけた。懐かしいなあ、と思った。

 (ちなみに1982年はホテルニュージャパン火災、日航逆噴射事故といった事件が起きたほか、テレホンカード式公衆電話が登場した年でもあった)

ねっと部

ハードでソフトなITニュースの合間にネット上の面白いモノ・コトをお伝えする部活動。正式には「ITmedia学園ニュース科インターネット部」、略して「ねっと部」(たぶん)。部長はめがね(予定)。


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