元々はLINEスタンプを制作する予定はありませんでした。以前から思いついたアイデアやネタをイラストにしてはTwitterにアップしていて「こういうフィギュアがガチャガチャであったらほしい」と描いたイラストへの反響として「LINEスタンプがほしい」という声があったので作ってみました。
第1弾はリアルな頭身のサメーズを、第2弾はキャラクターらしくデフォルメしたデザインで制作し、現在は後者をメインにTwitterでイラストを展開しています。
送られた人の大半が「何これ気持ち悪い」と思わず言ってしまうもの、ごく一部の人にだけ「かわいい!」と言われるようなバランスを目指しました。かわいく親しみやすい絵柄の第2弾をしばらく使用して「かわいい!」と思わせたところにすかさず第1弾を送ると気持ち悪さがより引き立つんじゃないでしょうか。
ストアをざっと見て、「OK」「ありがとう」など他のクリエイターさんたちが共通して取り入れてるシチュエーションを寄せ集めました。とはいえ平凡すぎるのもつまらないので、いつ使うの? というような絵柄も数個入れています。
海外の方にも使ってもらえるようにあえてセリフや文字を入れなかったのですが、フタを開けてみれば国内に比べて海外からのダウンロード比率は圧倒的に少なかったので、あまり販売地域のことまで気にする必要はなかったかなと思います。
クリエイターズスタンプはプロ/アマ、制作環境を問わずアイデアやセンスだけでも勝負できるところが面白いですね。そしてその結果が直接分配されるのが制作意欲をわかせる点で最も大きいです。作ってみたいアイデアはいろいろあるのですが、40パターン作る一連の作業がなかなか大変だったので、作りたい半分、もうやりたくない半分という感じです。
ホオジロザメが土下座しているスタンプです。正面からみたホオジロザメの顔ってかわいいですよね。
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