「YouTube Red」正式発表──広告無し、オフライン再生可能、特別番組ありで月額10ドル
米Google傘下のYouTubeは10月21日(現地時間)、新有料サービス「YouTube Red」を発表した。月額9.99ドルで広告を表示せずにYouTubeのコンテンツを視聴できる。まず10月28日に米国で提供を開始する。他の地域でも“すぐに”提供できるよう準備中という。
広告を表示しないだけでなく、動画を端末にダウンロードしてオフラインで視聴できる(ダウンロードしたコンテンツは30日間視聴可能)。同じアカウントでログインすれば、WebアプリでもモバイルアプリでもYouTube Red会員として利用できる。これは、YouTubeだけでなく、「YouTube Gaming」および新サービス「YouTube Music」(後述)にも適用される。
YouTubeのコンテンツをバックグラウンドで再生する機能も利用できる。これは特に音楽動画で便利だろう。モバイル端末で他のアプリを使いながらBGMとして、またはスリープ状態にしてラジオ代わりに使える。
さらに、来年にはYouTube Redの会員のみが視聴できる特別番組の提供が始まる。ForbesのYouTuber長者番付でトップのPewDiePieことフェリックス・シェルベリ氏をはじめとする人気YouTuberがオリジナルのシリーズやムービーを提供する見込みだ。
また、9月に日本でも使えるようになった音楽サービス「Google Play Music」の会員であれば、YouTube Redの機能をすべて使える。逆に、YouTube Redの会員であれば、Google Play Musicを利用できる。(米国でのGoogle Play Musicの料金はYouTube Redと同じ月額9.99ドル。)
YouTube Musicは、同社が昨年11月に招待制で開始した「YouTube Music Key beta」の正式版。β段階では月額9.99ドルで音楽のみのサービスだったが、YouTube Redの会員になれば、YouTube Musicの機能も使えるという。YouTube MusicがYouTube Redに含まれる1機能になるのか、YouTube Musicのみの加入も可能なのか、その場合料金がいくらになるのかは公式ブログには明示されていない。
なお、無料版のYouTubeは従来通り広告付きで利用できる。
YouTube Redのメリットを整理すると次のようになる。
- バナーや動画などいっさいの広告が表示されない
- ダウンロードしてオフラインで視聴できる
- バックグラウンドで再生できる
- Google Play Musicも無料で利用できる
- 特別番組を視聴できる(2016年開始)
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