総務省は11月17日、無料で誰でも受講できるオンライン講座「社会人のためのデータサイエンス入門」を「gacco」で再開講した。今年3〜5月に公開した際は約1万5000人が受講したという。
MOOC(大規模オンライン講座)による政府初の講座として同省統計局と統計研修所が担当。1週当たり1回10分程度×4〜7回程度のビデオ講義を4週にわたって行い、各週の確認テストと最終テストも実施する。
講師は西内啓 東京大学大学院助教や同局の職員らが務め、日本統計学会が監修する。1週目は「統計データの活用」、2週目は「統計学の基礎」と、データ分析の基本的な知識を学べる内容だ。目安の学習時間は週3時間程度。
同省は「データに基づく数量的な嗜好により課題を解決する、データサイエンスを身につけた人材が不可欠」として普及に取り組んでいる。続編として、実践編の「ビジネスで使うデータ分析」(仮称)を来春開校する予定。
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