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スプラトゥーン「シオカラーズ」が新曲発表 “本物のアイドル”になれるか?Weekly Access Top10

» 2016年05月02日 22時50分 公開
[片渕陽平ITmedia]

 任天堂のゲーム「スプラトゥーン」(Splatoon)に登場する架空のアイドル「シオカラーズ」が、「ニコニコ超会議2016」(千葉・幕張メッセ、4月29〜30日)で2度目のライブを開催。ソロの新曲を発表し、ファンの歓声に包まれた。

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 シオカラーズは、天真爛漫なアオリとクールなホタルが結成する“イカ界”のアイドルユニット。1月末の「闘会議2016」での初ライブと同様、舞台上の透過スクリーンに登場すると、「キミ色に染めて」から「シオカラ節」まで全7曲を24分にわたって披露した。

 アオリとホタルのソロ新曲も初披露。「あ、そだ、アタシたちの新曲を発表しま〜す」という発表に会場がどよめいた。アオリが歌う「トキメキ☆ボムラッシュ」はアップテンポな明るい曲、ホタルの「スミソアエの夜」は昭和歌謡を思わせるしっとりとした曲だ。

 生演奏に加え、初回のライブとは異なる振り付け、アオリによるエアギターなど、ファンにはうれしい見どころも。曲の合間には、漫才のような“ゆる〜い”トークを披露し、会場からは歓声と笑いが絶えなかった。

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 「スプラトゥーン」は「闘会議2015」で国内初出展。昨年5月末の発売から約1年間で427万本以上を売り上げている。2001年発売の「ピクミン」以来、14年ぶりとなる新キャラクターを起用し、マリオなどの定番キャラクターを使わないソフトでは“異例”のヒットにつながった。

 今年1月に武器やエリア、BGMなどの追加アップデートを一度終了したが、任天堂の野上恒プロデューサーは闘会議2016で「もう少し何かができないかと考えている」と発言。4月に新しい武器を追加し、シオカラーズの新曲を発表する――などファンの期待を超えてきた。全国の頂点を決める「第2回スプラトゥーン甲子園」を、来年の闘会議2017で開催することも決定。今後の展開に期待できそうだ。

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