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iOS版「Googleアプリ」アップデートで高速化やAMP対応など新機能追加

» 2016年05月30日 07時08分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleは5月27日(現地時間)、iOS版「Googleアプリ」をバージョン15.1にアップデートした。起動や検索結果の表示が高速になった他、以下の新機能が追加された。なお、新機能は数日かけて全ユーザーに“ローリングアウト”していく。

AMP対応記事の高速読み込み

 検索結果の「トップニュース」カードにカルーセル状に表示される記事カードにAMP対応のものがあると、記事の横に稲妻のマークと[AMP]という文字が表示されるようになった。こうした記事は、高速に表示される。

 google 1 トップニュースのAMP対応カード

 Accelerated Mobile Pages(AMP)は、Googleが2015年10月に発表したモバイルWeb高速化のためのプロジェクトおよびイニシアチブ名。パブリッシャーがオープンソースで公開されている「AMP HTML」というフレームワークを使ってモバイル向けWebページを構築すると、そのページはGoogleやTwitterなどのサーバにキャッシュされ、高速に表示される。

 日本では朝日新聞、産経デジタルなどが参加している。

「Google Now」のスポーツカードにハイライト動画

 Google Nowの設定で特定のスポーツチームの情報カードを有効にしている場合、直近のゲームのハイライト動画を1タップで再生できるようになった(本稿執筆現在、筆者のGoogle Nowではまだ表示されない)。

 Google Nowにお気に入りのチームの情報を追加するには、Googleアプリの[設定]→[Google Now]→[スポーツ]の「動画ハイライト」を有効にし、「チーム」にお気に入りのチームを追加する。

お店の混雑時間の表示

 ショップやレストラン名を検索した結果の情報カードに、そのお店の曜日別混雑時間(過去の履歴から算出したもの)がグラフで表示されるようになった(Android版では2015年7月から利用できた機能)。

 google 2 お店の混雑時間のグラフ表示

iPad+外付けキーボードでのショートカットキー

 iPadに外付けキーボードを接続している場合、Google検索のショートカットキーを利用できる。利用可能なショートカット一覧は[Command]キーの長押しで表示できる。

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