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2016年07月20日 20時23分 UPDATE

「Pepper」は「2.0」に――キャラ利用ライセンスやデコレーションも“解禁”

ソフトバンクロボティクスが法人向けPepperの新たな展開「Pepper for Biz 2.0」を発表した。

[太田智美,ITmedia]

 ソフトバンクロボティクスは7月20日、Pepperの法人向けモデル「Pepper for Biz」の新サービス群を発表した。8月2日以降、28個の業務アプリケーションを追加するほか、遠隔メンテナンスサービスやデコレーションサービス、Pepperを企業広告のキャラクターなどに利用できるライセンス制度などを始める。


Pepper法人向けモデル「Pepper for Biz」

 業務アプリは無料と有料の両方を用意。「クーポン」「抽選」「呼び込み」「多言語プレゼン」「レコメンド」「フロアマップ」「スマホ通知/IP電話」など12個のアプリをデフォルトで無料搭載するほか、他社サービスと連携して使えるアプリなども提供する。


Pepper法人向けモデル「Pepper for Biz」 9月末までに申し込むと、有料アプリが3カ月無料となる

Pepper法人向けモデル「Pepper for Biz」

Pepper法人向けモデル「Pepper for Biz」

Pepper法人向けモデル「Pepper for Biz」

Pepper法人向けモデル「Pepper for Biz」 これまでのPepper for Biz向けクラウドサービス「ロボアプリ&クラウドサービス」は「Biz Pack」(ビズパック)へと名称変更

 また、“故障の予兆”を検知して自動復旧する「スマートロボメンテナンス」も提供。同サービスは、Pepperの稼働状況をリモートでモニタリングしてくれるというもの。これまではユーザー自身がPepperの故障を発見してメーカーに連絡する必要があったが、スマートロボメンテナンスではPepperの異常を自動で検知。自動復旧や遠隔メンテナンスを受けられる。まずはOSとハードウェアに対応し、個別のアプリは今後対応を検討するという。


Pepper法人向けモデル「Pepper for Biz」 「スマートロボメンテナンス」は「プレミアムサポート&メンテナンス」を改名したもの

 Pepper専用のステッカーやユニフォームを提供する公式カスタマイズサービス「ロボデコレーション」も新たに提供する。従来からPepperにデコレーションをしている人はいたが、それらは全て非公式のもの。非公式のデコレーションを施した場合Pepperの保証が受けられなくなってしまう問題があった。


Pepper法人向けモデル「Pepper for Biz」

Pepper法人向けモデル「Pepper for Biz」

 新サービスは、Pepper向けに用意したソフトバンクロゴステッカーをユーザー自身で貼るものから、Pepper全体をラッピングしてくれるサービスまでラインアップし、料金は約1万5000〜12万円。顔に貼るフェイスカスタムシール(メガネ、ほっぺ、まゆげ、ヒゲ、インカム、耳ライン)も全体ラッピングの付属として用意する(単体での販売は今のところ予定なし)。


Pepper法人向けモデル「Pepper for Biz」

Pepper法人向けモデル「Pepper for Biz」

Pepper法人向けモデル「Pepper for Biz」

Pepper法人向けモデル「Pepper for Biz」

 ライセンス制度では、Pepper for Bizを2台以上導入した企業が自社の広告や販促キャンペーンのイメージキャラクター、発表会の司会などでPepperを有償利用できる。内容によっては一部利用できない場合もあるという。8月2日から提供予定。

 ソフトバンクロボティクスは今回の展開について「Pepper for Biz 2.0」と位置付け。「Pepperは今、集客から業務の領域に入ってきている」と同社の吉田健一事業推進本部長は話している。


Pepper法人向けモデル「Pepper for Biz」 ソフトバンクロボティクス吉田健一事業推進本部長

 「Pepper for Biz 2.0」の発表に伴い、Pepper for Bizを新規に申し込み9月30日までに納品した人を対象に、Android対応Pepper(7月21〜27日に先行予約を受け付けているAndroid対応Pepper「Pepper for Dev」)への無償アップグレードを受けることが可能。具体的にはPepperに付いているタブレットの交換となる。

 また毎年開催されているPepperのアプリコンテスト「Pepper App Challenge」の次回開催は2016年冬を予定。Androidでの開発がメインになるという。

太田智美

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