Twitterのブランドは世界中の90%の人が認知しているが、認知はしていても使おうとしない人はTwitterを誤解しているようだ──。米Twitterは7月25日(現地時間)、そう語り、誤解を解くためのキャンペーンを開始したと発表した。
Twitterによると、主な誤解は以下の2つ。まず、Twitterを単なるソーシャルネットワークサービスで友人や家族とつながるためのツールだと思い込んでいる場合。もう1つは、Twitterを使うのであれば、毎日ツイートしなければならないがそれほどツイートしたいことなどない、と心配している場合、という。
だが、Twitterの主目的は、「世界中でまさに今、何が起こっているかを見に行く場だ。速報からエンターテインメント、スポーツや政治の世界での出来事が、リアルタイムのコメント付きで紹介されるのがTwitterのユニークなところだ」という。
そこで、同日から「It's what's happening(Twitterは何が起こっているかだ)」というキャンペーンを開始したといいう。まずは2本の短い動画をツイートした。
1本目は日本語を含む複数の国語で「何が起こっていますか?」というテロップの向こうに渋谷のスクランブル交差点やPokemon GOに熱中する男性などの映像が流れる46秒のもの。
もう1本は、より政治色の強いもので、オバマ大統領や英国のEU離脱、ドナルド・トランプ氏のキャンペーンなどが流れる16秒のものだ。
同社は今後もこのキャンペーンを展開していくとしている。
同社は昨年11月、「Moments」立ち上げの際に初のテレビCMを公開したが、あまり話題にならなかった。
Twitterの月間アクティブユーザー数(MAU)は伸び悩んでおり、10〜12月期の業績発表では2011年以来初めてMAUが前期から伸びなかった(1〜3月期は3%増だった)。
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